インターネットに関する用語とその説明に関する次の記述のうち、用語に対応する説明が妥当でないものはどれか。
- コンピュータウイルス:
電子メールやホームページの閲覧などを通じてコンピュータに侵入する特殊なプログラムであり、自らを複製しながら増殖する性質を持つものが多い。 - 無線LAN:
有線LANのケーブルを無線に置き換えたものをいい、配線の必要がない点で便利ではあるが、有線LANと比較してセキュリティ対策が万全ではないという欠点が指摘されている。 - ユーザー認証:
ユーザーが本人であるかどうかを確認する仕組みをいい、なりすましを困難にするために、一般的に公的個人認証による方法を用いることが多い。 - サーバ:
ネットワーク上で情報やサービスを提供するコンピュータのことをいい、インターネットでは、Webサーバやメールサーバ、DNSサーバなどが使用されている。 - ログ:
コンピュータが保有するユーザーの接続時刻や処理内容などを記録したファイルのことをいい、通常は、ログを参照することで、コンピュータの動作を管理することができる。
【答え】:3
【解説】
1.コンピュータウイルス:
電子メールやホームページの閲覧などを通じてコンピュータに侵入する特殊なプログラムであり、自らを複製しながら増殖する性質を持つものが多い。
電子メールやホームページの閲覧などを通じてコンピュータに侵入する特殊なプログラムであり、自らを複製しながら増殖する性質を持つものが多い。
1・・・正しい
コンピュータウイルスとは、マルウェア(コンピュータに被害をもたらすプログラム)の一種で、電子メールやホームページの閲覧などを通じてコンピュータに侵入する特殊なプログラムです。「ワーム」と呼ばれるマルウェアは、自身を複製して他のシステムに拡散(増殖)する性質を持っており、ウィルスの主流となっています。
コンピュータウイルスとは、マルウェア(コンピュータに被害をもたらすプログラム)の一種で、電子メールやホームページの閲覧などを通じてコンピュータに侵入する特殊なプログラムです。「ワーム」と呼ばれるマルウェアは、自身を複製して他のシステムに拡散(増殖)する性質を持っており、ウィルスの主流となっています。
2.無線LAN:
有線LANのケーブルを無線に置き換えたものをいい、配線の必要がない点で便利ではあるが、有線LANと比較してセキュリティ対策が万全ではないという欠点が指摘されている。
有線LANのケーブルを無線に置き換えたものをいい、配線の必要がない点で便利ではあるが、有線LANと比較してセキュリティ対策が万全ではないという欠点が指摘されている。
2・・・正しい
無線LAN(むせんラン)とは、無線通信を利用してデータの送受信を行うネットワークシステムのことです。有線LANとは違い、配線の必要がない点で便利です。
無線LAN(むせんラン)とは、無線通信を利用してデータの送受信を行うネットワークシステムのことです。有線LANとは違い、配線の必要がない点で便利です。
しかし一方で、有線LANと比較してセキュリティ対策が万全ではないという欠点があります。
実際、無線LANの通信から、クレジットカード番号が盗まれる被害もあります。
3.ユーザー認証
ユーザーが本人であるかどうかを確認する仕組みをいい、なりすましを困難にするために、一般的に公的個人認証による方法を用いることが多い。
ユーザーが本人であるかどうかを確認する仕組みをいい、なりすましを困難にするために、一般的に公的個人認証による方法を用いることが多い。
3・・・妥当ではない
ユーザー認証とは、コンピュータにアクセスしようとするユーザーが、本当にアクセスを許可された本人かどうかを確認することです。一般的には、IDとパスワードを入力して認証します。
公的個人認証とは異なります。
ユーザー認証とは、コンピュータにアクセスしようとするユーザーが、本当にアクセスを許可された本人かどうかを確認することです。一般的には、IDとパスワードを入力して認証します。
公的個人認証とは異なります。
4.サーバ:
ネットワーク上で情報やサービスを提供するコンピュータのことをいい、インターネットでは、Webサーバやメールサーバ、DNSサーバなどが使用されている。
ネットワーク上で情報やサービスを提供するコンピュータのことをいい、インターネットでは、Webサーバやメールサーバ、DNSサーバなどが使用されている。
4・・・正しい
「サーバあるいはサーバー」とは、サービスを提供するコンピュータを言います。インターネットでは、
「サーバあるいはサーバー」とは、サービスを提供するコンピュータを言います。インターネットでは、
- Webサーバ(ホームページを保存して、閲覧者に対してホームページを公開するコンピュータ)
- メールサーバ(メールの送受信を行うコンピュータ)
- DNSサーバ(内容を知りたい方は個別指導で解説します)
などが使用されている
5.ログ:
コンピュータが保有するユーザーの接続時刻や処理内容などを記録したファイルのことをいい、通常は、ログを参照することで、コンピュータの動作を管理することができる。
コンピュータが保有するユーザーの接続時刻や処理内容などを記録したファイルのことをいい、通常は、ログを参照することで、コンピュータの動作を管理することができる。
平成22年度(2010年度)|行政書士試験の問題と解説
| 問1 | 基礎法学 | 問31 | 民法:債権 |
|---|---|---|---|
| 問2 | 基礎法学 | 問32 | 民法:債権 |
| 問3 | 基本的人権 | 問33 | 民法・債権 |
| 問4 | 法の下の平等 | 問34 | 民法:親族 |
| 問5 | 精神的自由 | 問35 | 民法:親族 |
| 問6 | 財政 | 問36 | 会社法 |
| 問7 | 国会 | 問37 | 会社法 |
| 問8 | 行政法 | 問38 | 会社法 |
| 問9 | 行政法 | 問39 | 会社法 |
| 問10 | 行政法 | 問40 | 法改正により削除 |
| 問11 | 行政手続法 | 問41 | 憲法 |
| 問12 | 行政手続法 | 問42 | 行政事件訴訟法 |
| 問13 | 行政手続法 | 問43 | 行政事件訴訟法 |
| 問14 | 行政不服審査法 | 問44 | 行政法・40字 |
| 問15 | 行政不服審査法 | 問45 | 民法・40字 |
| 問16 | 行政事件訴訟法 | 問46 | 民法・40字 |
| 問17 | 行政事件訴訟法 | 問47 | 基礎知識・政治 |
| 問18 | 行政事件訴訟法 | 問48 | 基礎知識・政治 |
| 問19 | 国家賠償法 | 問49 | 基礎知識・社会 |
| 問20 | 国家賠償法 | 問50 | 基礎知識・経済 |
| 問21 | 地方自治法 | 問51 | 基礎知識・経済 |
| 問22 | 地方自治法 | 問52 | 基礎知識・社会 |
| 問23 | 地方自治法 | 問53 | 基礎知識・社会 |
| 問24 | 地方自治法 | 問54 | 基礎知識・個人情報保護 |
| 問25 | 行政法 | 問55 | 基礎知識・情報通信 |
| 問26 | 行政法 | 問56 | 基礎知識・個人情報保護 |
| 問27 | 民法:総則 | 問57 | 基礎知識・情報通信 |
| 問28 | 民法:総則 | 問58 | 著作権の関係上省略 |
| 問29 | 民法:物権 | 問59 | 著作権の関係上省略 |
| 問30 | 民法:物権 | 問60 | 著作権の関係上省略 |



