情報処理に関する次のア~オの記述のうち、誤っているものの組合せはどれか。
ア オブジェクト指向データベースとは、目標とされる語句の検索を正しく行えるようにデザインされたデータベースを指す。
イ リレーショナルデータベースとは、一つの表だけでなく複数の表を組み合わせて特定の行や列を抜き出すことのできるデータベースを指す。
ウ ビッグデータとは、ネットワーク上で一つのデータが1ギガバイト以上の容量を持つようなデータを指す。
エ メタデータとは、データそのものではなくデータに関するデータ(情報)を指す。
オ ウェブ上で公開されている文書の様式はHTML*と呼ばれ、文書内で様々な指定をタグという世界共通の文字列で設定することで画像の表示や文字の色やデザインを指定し、ハイパーテキストなどを組み込むことができるようになっている。
- ア・ウ
- ア・エ
- イ・エ
- イ・オ
- ウ・オ
(注)HTML : Hyper Text Markup Language の略
【解説】
ア オブジェクト指向データベースとは、目標とされる語句の検索を正しく行えるようにデザインされたデータベースを指す。
ア・・・誤り
「互いに関連する複数の種類のデータ」と、「データの処理方法」を1つにまとめて「オブジェクト」としてデータベースに格納します。
このデータベースが「オブジェクト指向データベース」です。
本肢は誤りです。
「互いに関連する複数の種類のデータ」と、「データの処理方法」を1つにまとめて「オブジェクト」としてデータベースに格納します。
このデータベースが「オブジェクト指向データベース」です。
本肢は誤りです。
イ リレーショナルデータベースとは、一つの表だけでなく複数の表を組み合わせて特定の行や列を抜き出すことのできるデータベースを指す。
イ・・・正しい
リレーショナルデータベースとは、一つのデータを複数の属性の値の組として表し、組を列挙することでデータを格納していく方式のことです。
特定の行や列を抜き出すことのできます。
したがって、本肢は正しいです。例えば、下記「顧客リスト」と「販売リスト」が関係しているデータベースがあります。
リレーショナルデータベースとは、一つのデータを複数の属性の値の組として表し、組を列挙することでデータを格納していく方式のことです。
特定の行や列を抜き出すことのできます。
したがって、本肢は正しいです。例えば、下記「顧客リスト」と「販売リスト」が関係しているデータベースがあります。
ウ ビッグデータとは、ネットワーク上で一つのデータが1ギガバイト以上の容量を持つようなデータを指す。
ウ・・・誤り
ビッグデータとは、一般的なデータ管理・処理ソフトウエアで扱うことが困難なほど巨大で複雑なデータの集合のことです。
ビッグデータとは、単に量が多いだけでなく、様々な種類・形式が含まれます。
例えば、ある人が、いつどこで、何を購入したのか?
どのようなページを閲覧しているか?
何歳なのか?
どこに住んでいるのか?など、さまざま情報(データ)をまとめたものです。したがって、本肢は誤りです。
ビッグデータとは、一般的なデータ管理・処理ソフトウエアで扱うことが困難なほど巨大で複雑なデータの集合のことです。
ビッグデータとは、単に量が多いだけでなく、様々な種類・形式が含まれます。
例えば、ある人が、いつどこで、何を購入したのか?
どのようなページを閲覧しているか?
何歳なのか?
どこに住んでいるのか?など、さまざま情報(データ)をまとめたものです。したがって、本肢は誤りです。
エ メタデータとは、データそのものではなくデータに関するデータ(情報)を指す。
エ・・・正しい
メタデータ(メタ情報)とは、データ自体に付属している情報を指します。 例えば、「Aさん」というデータそのものに、「趣味はテニス」といったメタ情報が付随しているイメージです。
オ ウェブ上で公開されている文書の様式はHTML*と呼ばれ、文書内で様々な指定をタグという世界共通の文字列で設定することで画像の表示や文字の色やデザインを指定し、ハイパーテキストなどを組み込むことができるようになっている。
オ・・・正しい
本肢の内容は正しいです。
ネット上で調べて表示されるページは、HTMLという言語によって記載され、それが、パソコンやスマホなどで表示されて閲覧されています。
このホームページもHTMLという言語で作成されています。
本肢の内容は正しいです。
ネット上で調べて表示されるページは、HTMLという言語によって記載され、それが、パソコンやスマホなどで表示されて閲覧されています。
このホームページもHTMLという言語で作成されています。
平成28年度(2016年度)|行政書士試験の問題と解説
問1 | 基礎法学 | 問31 | 民法:物権 |
---|---|---|---|
問2 | 基礎法学 | 問32 | 民法:債権 |
問3 | 国民審査 | 問33 | 民法:債権 |
問4 | プライバシー権 | 問34 | 民法:債権 |
問5 | 国会 | 問35 | 民法:親族 |
問6 | 信教の自由 | 問36 | 商法 |
問7 | 法の下の平等 | 問37 | 会社法 |
問8 | 取消しと撤回 | 問38 | 会社法 |
問9 | 行政裁量 | 問39 | 会社法 |
問10 | 行政事件訴訟法 | 問40 | 会社法 |
問11 | 行政手続法 | 問41 | 憲法 |
問12 | 行政手続法 | 問42 | 行政法 |
問13 | 行政手続法 | 問43 | 行政法 |
問14 | 行政不服審査法 | 問44 | 行政法・40字 |
問15 | 行政不服審査法 | 問45 | 民法・40字 |
問16 | 行政不服審査法 | 問46 | 民法・40字 |
問17 | 行政事件訴訟法 | 問47 | 基礎知識・政治 |
問18 | 行政事件訴訟法 | 問48 | 基礎知識・政治 |
問19 | 行政事件訴訟法 | 問49 | 基礎知識・政治 |
問20 | 国家賠償法 | 問50 | 基礎知識・経済 |
問21 | 国家賠償法 | 問51 | 基礎知識・経済 |
問22 | 地方自治法 | 問52 | 基礎知識・社会 |
問23 | 地方自治法 | 問53 | 基礎知識・社会 |
問24 | 地方自治法 | 問54 | 基礎知識・情報通信 |
問25 | 行政法 | 問55 | 基礎知識・情報通信 |
問26 | 行政事件訴訟法 | 問56 | 基礎知識・情報通信 |
問27 | 民法:総則 | 問57 | 基礎知識・公文書管理法 |
問28 | 民法:総則 | 問58 | 著作権の関係上省略 |
問29 | 民法:物権 | 問59 | 著作権の関係上省略 |
問30 | 民法:物権 | 問60 | 著作権の関係上省略 |