地方公共団体の議会の議長と副議長について、行政書士の試験のポイントとなる部分は下記内容です。
議長と副議長の選び方
議会は、議員の中から、議長および副議長を1人ずつ選挙で選ばなければなりません。
議長と副議長の任期
- 議長および副議長の任期は、議員の任期(4年)によります。
- 議長およぶ副議長は、議会の許可を得て辞職することができます。
- 副議長は、議会の閉会中においては、議長の許可を得て辞職できます。
議長の権限
- 議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表します。
- 議長は、委員会に出席し、発言することができます。
- 「普通地方公共団体の議会又は議長」の「処分又は裁決」に係る普通地方公共団体を被告とする訴訟については、議長が当該普通地方公共団体を代表します。つまり、議会や議長の処分等により、訴えられた場合、議長が被告である普通地方公共団体を代表して、裁判に出るということです。
副議長
議長に事故があるとき、又は議長が欠けたときは、副議長が議長の職務を行います。