行政法95【記述対策】

【問】
行政行為の撤回とは、どのような行政行為について、どのようなことにより、いつから効力を失わせるものか。40字程度で記述しなさい。

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【問】
行政行為の撤回とは、どのような行政行為について、どのようなことにより、いつから効力を失わせるものか。40字程度で記述しなさい。

【解答例】
  • 瑕疵がない行政行為について、その後の事情の変化により、将来に向かって失わせる。(39字)
  • 行政行為が行われた時点では瑕疵がなく、その後の事情変化により、将来に向かって失わせること。(45字)

【質問内容】

行政行為の撤回とは、①どのような行政行為について、②どのようなことにより、③いつから効力を失わせるものか。

【使うルール】

行政行為の撤回とは、「行政行為が行われた時点では、瑕疵がなく」、「その後の事情の変化を理由」に、「有効に成立した行政行為の効力を将来に向かって失わせること」を言います。

これを、①~③にあわせて、記述していきます。

①どのような行政行為について

行政行為が行われた時点では、瑕疵がない行政行為について

②どのようなことにより

その後の事情の変化により

③いつから効力を失わせるものか。

将来に向かって失わせる。

行政行為が行われた時点では、瑕疵がない行政行為について、その後の事情の変化により、将来に向かって失わせる。(53字)

「行政行為が行われた時点では、」を省略します。

  • 瑕疵がない行政行為について、その後の事情の変化により、将来に向かって失わせる。(39字)
  • 行政行為が行われた時点では瑕疵がなく、その後の事情変化により、将来に向かって失わせること。(45字)

【配点】

瑕疵がない(3点)
行政行為(3点)
その後の事情の変化(7点)・・・「後発的事情」でもよい
将来に向かって(7点)

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【行政行為の取消しと撤回の違い】

行政行為の取消しと撤回

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