行政法94【記述対策】

【問】
行政行為の効力の一つである「不可争力」とはどのような効力か。40字程度で記述しなさい。

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【問】
行政行為の効力の一つである「不可争力」とはどのような効力か。40字程度で記述しなさい。

【解答例】
  • 行政行為の後、一定期間を経過すると、国民の側からその効力を争うことができなくなる効力。(43字)
  • 行政行為の後、一定期間を経過すると、国民の側から取消しを主張できなくなる効力。(43字)

【質問内容】

「不可争力」とは、どんな効力か。

【解説】

不可争力とは、瑕疵ある行政行為が行われてから一定期間を経過すると、その後、国民の側から審査請求や取消訴訟によって、瑕疵ある行政行為の取消しを主張できなくなる効力を言います。

これを40字程度でまとめます。

  • 行政行為の後、一定期間を経過すると、国民の側からその効力を争うことができなくなる効力。(43字)
  • 行政行為の後、一定期間を経過すると、国民の側から取消しを主張できなくなる効力。(43字)

【配点】

行政行為の後(5点)・・・「瑕疵ある行政行為の後」でもよい
一定期間を経過(5点)
国民の側から(5点)
取消しを主張できなくなる(5点)・・・「争うことができなくなる」でもよい

【関連ポイント】

上記は「国民の側から」と記述していますが

行政側から(行政庁)」は、一定期間を経過したとしても、職権で、取消しや撤回ができます

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