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行政書士試験の「基礎知識等」の出題傾向

基礎知識等とは?

行政書士試験の出題範囲である「基礎知識等」とは、①政治・経済・社会、②情報通信・個人情報保護、③文章理解の3つに分けることができます。

3つしかないと思って、範囲が狭いと考えないようしましょう!正直、範囲は非常に広いです。

「①政治・経済・社会」は、中学校や高校で学ぶ内容と重複します。

「②情報通信・個人情報保護」については、「行政手続きオンライン化法、e-文書通則法、プロバイダ責任制限法、不正アクセス禁止法、個人情報保護法、行政機関情報公開法、情報公開・個人情報保護審査会設置法、公文書管理法、マイナンバー法」といった10もの法律が試験範囲です。
私自身、これを知った時、「これだけ勉強するのも1年以上かかるんじゃないのか・・・」と思ったくらいです。
でも安心してください!過去問を分析していくと、出題される部分が限られているのでそこを中心に勉強していけば大丈夫です!

「③文章理解」は、いくつか種類があって「1.並べ替え問題」「2.要旨把握問題」「3.空欄補充問題」の3つがあります。私自身国語が苦手だったので、文章自体を理解するのは手こずりました。
しかし、問題の解き方テクニックなどを使えば得点できる分野でもあります。

それぞれの配点は下記の通りです。

択一式 多肢選択式 記述式 合計問題数 合計得点
政治・経済・社会 7問 0問 0問 7問 28点
情報通信・個人情報保護 4問 0問 1問 4問 16点
文章理解 3問 0問 0問 3問 12点

そして、注意してほしいのが、「足切りライン」です。

足切りライン

基礎知識等の配点は合計して「56点(14問)」です。この56点うち24点(6問)以上取れないと、法令等でどれだけ高得点をとっても不合格になってしまいます。

そのため、基礎知識等の勉強もしっかり行う必要があるわけです!

>>行政書士試験の「法令等」の出題傾向

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