行政法100【記述対策】

【問】
地方自治法における住民監査請求は、誰が、どのような事柄について、誰に請求するものか。40字程度で記述しなさい。なお、末尾は「に請求するもの。」とし、文字数に算入しないものとする。

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【問】
地方自治法における住民監査請求は、誰が、どのような事柄について、誰に請求するものか。40字程度で記述しなさい。なお、末尾は「に請求するもの。」とし、文字数に算入しないものとする。

【解答例】

普通地方公共団体の住民が、違法又は不当な財務会計上の行為又は怠る事実について、監査委員(43字)
(に請求するもの。)

【質問内容】

住民監査請求は、①誰が②どのような事柄について、③誰に請求するものか。

【解説】

住民監査請求は、普通地方公共団体の住民が「地方公共団体の執行機関または職員」の財務会計上の「違法もしくは不当な行為」または「職務を怠る事実」について必要な措置をすべきことを監査委員に請求できる制度です。

①誰が

普通地方公共団体の住民

②どのような事柄について

「地方公共団体の執行機関または職員」の「違法もしくは不当な」財務会計上の「行為」または「職務を怠る事実」

③誰に請求する

監査委員

上記をまとめます。

普通地方公共団体の住民が、「地方公共団体の執行機関または職員」の違法もしくは不当な財務会計上の「行為」または「職務を怠る事実」について監査委員(に請求するもの。)

これでは文字数が多いので「地方公共団体の執行機関または職員の」を省略します。

普通地方公共団体の住民が、違法または不当な財務会計上の行為または職務を怠る事実について、監査委員(48字)
(に請求するもの。)

「または」を「又は」にします。

普通地方公共団体の住民が、違法又は不当な財務会計上の行為又は職務を怠る事実について、監査委員(46字)
(に請求するもの。)

「職務を怠る事実」を「怠る事実」に変更します。

普通地方公共団体の住民が、違法又は不当な財務会計上の行為又は怠る事実について、監査委員(43字)

【配点】

普通地方公共団体の住民(4点)・・・「住民」だけは、3点
違法(2点)
不当(2点)
財務会計上(4点)
行為(2点)
怠る事実(2点)
監査委員(4点)

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