【問】
審査請求人は審査庁に対して、審査請求書を提出したが、審査請求書の必要的記載事項が欠けていた。この場合、審査庁が審査請求人に対して行う手続を40字程度で記述しなさい。
【問】
審査請求人は審査庁に対して、審査請求書を提出したが、審査請求書の必要的記載事項が欠けていた。この場合、審査庁が審査請求人に対して行う手続を40字程度で記述しなさい。
【解答例】
審査庁は、相当の期間を定め、その期間内に不備を補正すべきことを命じなければならない。(42字)
【問題文の状況】
審査請求人は審査庁に対して、審査請求書を提出したが、審査請求書の必要的記載事項が欠けていた。
これは、行政不服審査法19条違反ということです。
※19条には、審査請求書の記載事項が規定されています。
【使うルール】
審査請求書が第19条の規定に違反する場合には、審査庁は、相当の期間を定め、その期間内に不備を補正すべきことを命じなければならない(行政不服審査法23条:審査請求書の補正)。
これは、上記をそのまま使えばよいです。
審査庁は、相当の期間を定め、その期間内に不備を補正すべきことを命じなければならない。(42字)
【配点】
相当の期間を定める(7点)
その期間内に不備を補正すべきこと(7点)・・・「期間内」がなければ、-3点
命じる(6点)