『努力は裏切らない っていう言葉は不正確だ。正しい場所で 正しい方向で 十分な量なされた努力は 裏切らない。』
これは、林修先生の言葉です。
まさしくその通りです!
行政書士試験は、毎日2時間・1年間勉強すれば合格できる
というものではありません。
間違った場所で勉強してもダメですし
間違った方向で勉強してもダメです。
■正しい場所とは?
「集中して勉強できる場所」です。
集中して勉強できていなければ、どれだけ勉強しても実力は上がりません。
■正しい方向とは?
「理解をする」ということです。
行政書士のテキストと過去問集だけで勉強するだけでは理解はできません。
もちろん、市販のテキストと過去問集を何度もやれば「過去問の点数」と「予想模試の点数」は上がってきます。
しかし、本試験では、問題文すら理解できず、不合格
こんな方が多いです。
だからこそ
「正しい場所で」「正しい方向で」勉強をするわけです。
▼やるべきことは以下のことです!
・集中して勉強できる場所はどこかを見つける
・理解をするために、行政書士の教材にこだわらず行政書士以外の本やサイトを調べる
この2つは点数を上げるために必ずやるべきことといってもよいでしょう!
是非、行ってください!
【問1】基礎法学
「判決」の告知は、公開法廷における言渡し、または宣告の方法により行われるが、「決定」および「命令」の告知は、相当と認められる方法により行うことで足りる。
>>折りたたむ
【解答】
○
「判決」の告知(判決をどのように伝えるかについて)は、
公開法廷における言渡し、または宣告の方法により行われます。
一方、
「決定と命令」の告知方法は、
相当と認められる方法で行えば何でもよいです。
【問2】行政法
運転免許は、法令により一度禁止された行為について、申請に基づいて個別に禁止を解除する行為と考えられますから、その意味でいえば、認可に当たる。
>>折りたたむ
【解答】
×
本問は、「認可:にんか」ではなく「許可:きょか」です。
許可とは、
禁止されている行為を、特定の場合に解除して、適法に特定の行為を行わせる行為です。
自動車の運転は、禁止されていますが、免許を持った人は、その禁止が解除され、運転できるということです。
許可と特許と認可の違いについては、
個別指導で解説します!
しっかり理解しておきましょう!
【問3】会社法
発起人、設立時取締役または設立時監査役は、株式会社の設立についてその任務を怠ったときは、当該株式会社に対し、これによって生じた損害を賠償する責任を負い、この責任は、総株主の同意がなければ、免除することができない。
>>折りたたむ
【解答】
○
発起人、設立時取締役又は設立時監査役は、株式会社の設立についてその
任務を怠ったとき(任務懈怠)は、当該株式会社に対し、これによって生じた損害を賠償する責任を負います(会社法53条)。
ただし、総株主の同意があれば、上記義務は免除できます(会社法55条)。
よって、総株主の同意がなければ、免除することができないので正しいです。
関連ポイントは、
個別指導で解説します!
上記ポイントだけ覚えるのは、非効率です・・・
関連ポイントも一緒に勉強して、効率よく理解学習をしていきましょう!