【問1】基礎法学
法律と法律、条例と条例など、形式的な効力が同等の法規の間に矛盾抵触が生じる場合は、一般に、「特別法は一般法に優先する」「後法は前法に優先する」という法原則に従って処理されることになる。
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【解答】
〇
「特別法は一般法に優先する」という特別法優先の原則があります。また、
「後法(新法)は前法(旧法)に優先する」という新法優先の原則があります。
よって、本肢は正しいです。
【問2】行政法
各省大臣などは、その所掌事務について公示を必要とするときは、告示を発することができるが、これが法規としての性格を有することはない。
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【解答】
×
大臣・各委員会長官・各庁長官が発する「告示」は、法規としての性格を有することもあるので誤りです。
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【問3】商法
支配人の代理権の範囲は画一的に法定されているため、商人が支配人の代理権に加えた制限は、悪意の第三者に対しても対抗することができない。
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【解答】
×
支配人は、裁判上および裁判外の営業・人事等の一切の事を取りしきる権限を持っています。
そして、支配人の代理権に加えた制限は、善意の第三者に対抗することができません(21条3項)。
よって、本肢は誤りです。
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