
【問1】基礎法学
地方議会が制定する法規が「条例」、知事や市町村長など自治体の長ならびに教育委員会、公安委員会などの行政委員会が定める法規が「命令」であって、総称した概念が「条令」である。
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【解答】
×
地方議会が制定する法規が「条例」(地方自治法14条1項)
知事や市町村長など自治体の長ならびに教育委員会、公安委員会などの行政委員会が定める法規が「規則」(地方自治法15条1項、138条の4の2項)
上記を総称した概念が、地方公共団体の「例規」です!
【問2】行政法
内閣に置かれる内閣府の長である内閣官房長官は、内閣府の命令である内閣府令を発することができる。
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【解答】
×
内閣府の長は、内閣総理大臣です(内閣府設置法6条)。
よって、「内閣官房長官」は妥当ではありません。
また、内閣総理大臣は、「内閣府の命令である内閣府令」を発することができます。
【問3】商法
支配人は、商人の営業所の営業の主任者として選任された者であり、他の使用人を選任し、または解任する権限を有する。
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【解答】
〇
商人は、支配人を選任し、その営業所において、その営業を行わせることができます(20条)。
そして、商人から選任された支配人は、他の使用人(従業員)を選任し、又は解任することができます(21条2項)。
よって、本肢は正しいです。
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