民法12【記述対策】

【問】
Aは、隣の土地(所有者B)を20年以上通行していた。Aが当該土地について、地役権を時効取得できるのは、どのような場合か。通路を開設する人が誰かも含めて、40字程度で記述しなさい。

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【問】
Aは、隣の土地(所有者B)を20年以上通行していた。Aが当該土地について、地役権を時効取得できるのは、どのような場合か。通路を開設する人が誰かも含めて、40字程度で記述しなさい。

【解答例】

Aが通路を開設し、継続的に行使され、かつ、外形上認識することができる場合。(37字)

【使うルール】

地役権は、継続的に行使され、かつ、外形上認識することができるものに限り、時効によって取得することができる(民法283条:地役権の時効取得)
地役権を時効取得するためには、承役地上に通路が開設されること、及びその開設は要役地の所有者によってなされていることを要する(最判昭30.12.26)。

承役地の所有者:隣地所有者B(土地を使われる側の所有者)
要役地の所有者:A(土地を使う側の所有者)

■通路を開設する人が誰か?

判例では、「(通路の)開設は要役地の所有者によってなされていることを要する」と示しているので、
Aが地役権を取得するためには、Aが通路を開設する必要があります。

■地役権を時効取得できるのは、どのような場合か?

地役権は、継続的に行使され、かつ、外形上認識することができる場合に限って、時効取得できます。

これらをまとめると、下記の通りです。

Aが通路を開設し、継続的に行使され、かつ、外形上認識することができる場合。(37字)

【配点】

Aが通路を開設(6点)
継続的に行使されている(6点)
かつ(2点)
外形上認識することができる(6点)

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