民法1【記述対策】

【問】
Aは、海外出張に出かけたが、帰国予定の日に帰国しないまま長期間が経過した。Aの妻は、Aの財産を相続しようと考えている。この場合、誰からの請求により、どのような要件を満たす必要があるか。
末尾を「を受けること」として、40字程度で記述しなさい。

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【問】
Aは、海外出張に出かけたが、帰国予定の日に帰国しないまま長期間が経過した。Aの妻は、Aの財産を相続しようと考えている。この場合、誰からの請求により、どのような要件を満たす必要があるか。
末尾を「を受けること。」として、40字程度で記述しなさい。
【解答例】

Aの生死が7年間明らかでなく、利害関係人による請求により、家庭裁判所から失踪の宣告
(を受けること。)(41字)

【考えること】
Aの妻が、Aの財産を相続するためには何が必要かを考えます。
すると、「Aは、海外出張に出かけたが、帰国予定の日に帰国しないまま長期間が経過した」ということから、「失踪」を考えます。

また「質問内容」が、末尾を「を受けること」となっているので、この時点で「失踪の宣告(を受けること。)」や「失踪宣告(を受けること。)」とまとめればよいと判断できます。

失踪については、「普通失踪」と「特別失踪」があります。

「特別失踪」は戦争に巻き込まれたり、船舶が沈没したりといった、「危難に遭遇」することが要件です。
今回の問題では、そういった「危難に遭遇」した事情は記載されていません。
よって「普通失踪」を考えます。

【使うルール】

不在者の生死が7年間明らかでないときは、家庭裁判所は、利害関係人の請求により、失踪の宣告をすることができる(民法30条)。

【質問内容】
質問内容は、「①誰からの請求」が必要か、「②どのような要件」を満たす必要があるか。この2点です。

①について、「利害関係人の請求」が必要です。
利害関係人とは、Aの妻だけではなく、それ以外の者(例えば、Aの子)も含みます。

②について、「不在者(A)の生死が7年間明らかでないとき」「家庭裁判所から失踪の宣告を受けること」の2つが要件です。

これらをまとめると、

Aの生死が7年間明らかでなく、利害関係人による請求により、家庭裁判所から失踪の宣告
(を受けること)(41字)

【配点】

Aの生死が7年間明らかでない(6点)
利害関係人による請求(6点)・・・・「Aの妻」の場合、3点
家庭裁判所(2点)
失踪の宣告(6点)・・・失踪宣告でもよい

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